育英セミナー
京大医学部生ネット家庭教師
蟹井きよし学院長
(京大博士課程卒)
ブログ【秘】京大現役合格作戦
トップとビリ
2018.06.16
こちらをお聞きください
努力すればビリでもトップになれる、
努力しなければトップでもビリになる
育英セミナー 学院長 蟹井 潔
同じ入学試験に合格しておきながら、卒業のとき、1番を取る者もいればビリになる者もいる。いずれも難しい試験を突破してきたのだから、能力はそう変わらない。なぜなのか考えてみた。
白陵、淳心、岡白、西高など進学校の生徒対象にマンツーマン指導を始めて41年になるが、トップで合格したものがずっとトップで、ビリで入学したものがずっとビリであるかというとそうではない。
では何が違うのか?ビリの立場で考えてみよう。偏差値50というのは平均点である。平均点というのは、平均的な人間、つまり大部分の人間がやっていることをすれば取れるはず、それが取れないのは、自分は平均的な人間がやっていることすらしていない。
だから、まず人並みのことをしてみようと自覚してこつこつと勉強を始める。これが上昇への第一歩である。
もう少しわかりやすく、具体的にイメージするために生徒が100人いるとしよう。そして、成績ランクを次のようにする。
A(偏差値65.1以上)
B(偏差値55.1~65.0)
C(偏差値45.1~55.0)
D(偏差値30.1~45.0)
E(偏差値30.0以下)
試験の難易度にもよるが、一般的にそれぞれのランクの人数はA・Eが各5人、Bが15人、Dが25人、Cが50人と考えられる。
だからCになることはむずかしくない。このことに早く気づき、EからD、DからCへ1段階ずつ上がっていった者が勝ちなのだ。
そして、CになりBやAを取る者はCの2倍3倍やっている、だから自分もそれだけすればBやAは取れるはずだと6年かけて努力する。
今から6年ほど前の6月、Eランクの中学2年生が母親とやってきた。「来年の3月には他の高校を受ける準備をするように言われると思いますが、できるだけのことをさせたいと思い、つれてきました。よろしくお願いします。」とのこと。その彼は、2学期にはDになり放校をまぬかれ、岡山大学に現役合格を果たした。
また、中3のときDだった生徒が東京大学文Ⅰ(法学部)、高1のときCだった生徒が東京大学理科Ⅰ類(工学部)に合格、こんな例は、書ききれないくらい、いくらでもある。
また、逆の例も枚挙に暇がない。入ったときはトップだったが、バレーボールに熱中、卒業時には後ろから数えたほうが早かった生徒、最初のテストで3番を取りながら卒業時にはD、自分でもきっと情けなかったに違いない。ここで言えることは、最初に悪くても諦めたらアカン!投げたらアカン!逆に、最初によくても舐めたらアカン!慢心したらアカンということ。
君に次の言葉を贈ろう。
努力は決して裏切らない!
秀才(努力の人)はいるが天才はいない!
人生はやる気と辛抱!!
投げたらアカン!!逃げたらアカン!!負けたらアカン!!
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ひとり日本海
あなたを忘れ 思い出 捨てて
たとえ 明日(あした)が つらくとも
強く生きるの 今日からは
ひとりで生きると 決めました
風が巻く 雪が舞う
波が砕ける 日本海
過去(むかし)を忘れ 涙を捨てて
どんなに 明日(あした)が つらくとも
ひとりで生きるの 今日からは
孤独に耐えると 決めました
風が巻く 雪が舞う
波が砕ける 日本海