合格喜びの声
上村浩介(東京大学文Ⅱ現役合格)
1学期編
7月に部活を引退するまでは、得意科目だった世界史、日本史に偏った勉強をしていました。
国、数、英、化学に関しては、焦りはありましたが、特別なことは何もしていなかったと思います。
部活を引退すると、自分が受験生であることを自覚し始め、机に向かう時間が増えました。
1学期は、特に英語、古文漢文について網羅的に復習しました。特に、この時期に英語の文法をきちんとやったのが、後になってみるとよかったと思います。
数学や現代文については、学校の授業で行う演習問題以上の事はやらなかったと思います。
この時期はまだ受験に対して切迫感をもっていなかったですが、やはり、高3になってすぐにスタートを切れば、直前期の余裕が違ってきただろうと思います。
夏休み編
夏休み前にはまだ志望校を決めかねていたのですが、夏休みに入ってすぐに志望校を決め、それをきっかけに完全に受験モードのスイッチが入りました。
学習の内容としては、国・数・英は学校の夏休み補習の予習復習をその都度完璧に理解できるまでやったのと、日本史、世界史、化学を一通り復習した程度で、特に自分で問題集を買って解いたりはしませんでした。
夏休みにはあまりあちこち手を出さずに基礎を固めることが肝心だと思います。
今思えば自分でも驚くほど勉強しましたが、とにかく机に向かう習慣をつけたことが良かったと思います。
一度習慣がついてしまうと、「勉強が苦しい」とか「めんどくさい」という気持ちがあまり起きないものです。
「辛いのは習慣がつくまで」と自分に言い聞かせて、修行僧になったつもりで(笑)自分を追い込みました。
受験科目の中には興味の持てないものや「勉強しても将来使わないだろ」という科目もあって、なかなかやる気が起きないこともありますが、受験勉強で身につけた集中力、努力力は一生役に立ちます。
2学期編
2学期に入ると、2次対策を中心に勉強しました。
9月、10月までは、世界史、日本史にはほとんど手をつけず、国、数、英を集中的にやりました。
といっても、国語、数学に関しては、学校の授業で行う演習の予習、復習をきちんとやるだけで、かなりの勉強量になったと思います。
英語に関しては、文法のテキストを一通り復習しました。
テキストのページのレイアウトが頭に浮かぶぐらいにやったと思います。
11月、12月になると、世界史、日本史の総復習をしました。世界史はとにかく暗記するだけでしたが、日本史に関しては、志望校の特有の出題形式に備え、細かい暗記よりも大まかな流れや出来事の因果関係などを理解するように意識しました。
国、数、英は、大手予備校の模試の過去問集を解き、時間配分等のイメージをつかみました。
北島宏樹(京都大学経済学部現役合格)
1学期編
私自身がそうであったように多くの人にとって1学期はおそらく「受験生」という意識がそれほど高くない時期だと思います。
だからこそ勉強すれば他の人に差をつけやすい時期でもあります。
特に私は春休みが一つの要だと考えます。
まとまった時間のある春休みに勢いをつけることが必ず後で生きてきます。
この時期私は、数学の過去問と旺文社の英標をやりました。
数学は5問中1問解けるか解けないかぐらいのものでした。
その流れで、1学期は基本的には授業中心の勉強でしたが、数学だけは別に問題集をやりました。
英語は入試では英作文と和訳しか出ないので、この時期は英作文を中心にやりました。
ここでのポイントは、信頼できる先生に添削してもらうことです。
夏休み編
腐な表現ですが、夏休みは勝負の時期だと思います。
しかし実際は、時間が足りなかったと感じ、本当に力がついたのかと不安になる人も多いと思います。
成績もあまり伸びず、焦りを感じるかもしれません。
私も夏休みは、英数国の過去問を毎日それぞれ3時間ぐらいかけて自力でやり、解説を最低2回は読み、模範解答を実際書き写してみるという作業をしましたが、時間はかかるけど進まず、焦りを感じました。
しかし今思えばそれが二学期の勉強の原動力となり、意味のないものではなかったと思います。
過去問は、赤本、青本、グリーン本などいろいろありますが、おすすめは青本です。
青本は解説がかなり詳しく特に国語は非常に参考になりました。
夏休みは、他に社会の総復習をしました。
自分なりのサブノートを作るのがベストだと思いますが、時間がかなりかかるので山川の詳説ノートなどを利用するのもいいと思います。
これは私自身の反省なのですが、夏にセンター対策をしておくべきだと思います。
それを怠りセンター本番では散々なものでした。
また夏は大手予備校の講習等がありますが、利用の目的、方法を明確にして参加しないと失敗するおそれがあるので注意してください。
2学期編
2学期には、私はとりあえず模試を受けまくりました。
ひどい月には土・日・祝日が模試でつぶれるというような状況でした。
模試で注意することは返却後に必ず見直して復習することです。
判定はいいときだけ信じて悪いときは無視すればいいと思います。
この時期は勉強時間も増え、いちばん力がつく時期だと思います。
ただ睡眠時間だけは確保してください。理想は8時間ですが、実際は6~7時間ぐらいだったと思います。
睡眠不足になると勉強の効率が悪くなるので時間が無駄になってしまいます。
科目については私は特に世界史を重点的にやり、週に20時間以上費やしました。
2次試験の自信はついたものの、そのせいで、甘く見ていたこともありますが、本格的にセンター対策を始めたのが12月25日だったと思います。
早く始めておくべきだったと反省しています。
3学期編
冬休みはセンターづくしでした。
問題集は、駿台、代ゼミ、Z会、河合全部仕上げました。
センターパックもZ会、旺文社、駿台全てやりました。
しかし、点数はというと700点はおろか650点さえとれないという悲惨な状況でした。
量はこなしたという薄っぺらな自信(?)だけを頼りに挑んだセンター本番は予想通り散々なものでした。
しかし、志望を法学部から経済学部に変えたものの、2次力には自信があったので夏休み後のような焦りはほとんどありませんでした。
センター後は12月に始めたZ会の即応コースをメインに取り込みました。
9から11月分も送ってもらったので量的には十分でした。
この時期になると私大対策に明け暮れる人がいると思いますが国公立大志望の人ならはっきり言って1週間前ぐらいに2,3年分の過去問に目を通せば十分です。
特に文系で数学の得意な人は、数学のある私大ではかなり強いと思います。
私が慶応大と中央大を受けるにあたって、初めて過去問をやったのは行きの新幹線の中でした。
数学なしの私大onlyの人は、社会に力を入れるといいと思います。
因みに中央の問題はかなり易しめなので7~8割以上取って欲しいです。
慶応の英語は、受けた後でブルーになるでしょう。
大丈夫。みんなできません!!
私大受験の後、気をつけることは風邪をひかないようにすることと勢いをつけることです。
勢いをつけるには、何回も解いた問題集をもう1度解くことをおすすめします。
おかしな話ですが、文系にとって合否を最も大きく左右する科目は数学だということです。
英国社ではさほど差はつきません。
しかし数学はかなりの差がつきます。数学が合否の鍵を握るといっても過言ではないでしょう。
私も数学のおかげでセンターの分を挽回でき京大に受かりました。
受験は大変だと思いますが長い人生のわずか1年だけです。
1年ぐらい死ぬ気で勉強しても損はないと思います。
十分睡眠を取って頑張ってください。
インフルエンザの予防接種は行っときましょう。
稚拙な文章でまったく恐縮ですが、少しでもお役に立てれば光栄です。
皆さんが合格されることを願っております。
大塚早紀(大阪大学経済学部現役合格)
1学期編
1学期は、基礎レベルの問題が確実に解けるようになることが大切だと思います。
数学では、典型的な頻出問題を数多く解いていくとよいと思います。
苦手科目だったので、苦手意識を無くすために、いろいろな問題にあたって解法を覚えていきました。
1学期は、自分の苦手分野を中心に勉強して、苦手意識を取り去る時期であると思います。
苦手分野に集中して取り組める時間は、2学期になるともう無くなってしまうからです。
又、受験に必要だけれども普段の勉強時間にはあまり勉強できそうのない科目もやっておくとよいと思います
私の場合、春休みに漢文を集中して勉強し、1学期に集中的に勉強したのは英作文でした。
英作文は、やればやるほど力がついていき、早めに対策を始めて本当によかったと思います。
1学期はまだ勉強癖がついていなかったので、模試を月に1回ずつくらい受けて、その直前に模試対策として勉強時間を多く確保し、徐々に受験モードに自分の気持ちを切り換えていきました。
夏休み編
夏休みは、いちばん苦手科目であった数学を中心に勉強しました。
1日の勉強時間は平均8時間くらいです。
家ではなかなか集中できなかったので、ほぼ毎日、友達と市民会館へ行って自習室で朝から夕方まで過ごしました。
7月は英語、数学で特に記述問題を中心に勉強しました。
8月に入ると、中旬に行われる全統マーク模試に向けて、理科・社会の勉強を開始しました。
化学・数学はセンター過去問をひたすらやっていきました。
この時期は、英・国はほとんど勉強していなかったです。
マーク模試が終わると、また記述対策に戻しました。
しばらくやっていなかった英作文・英文解読と数学の記述問題を中心に夏休みの残り2週間を過ごしました。
秋になって、数学の力がかなり伸びたことは、夏休みの集中学習の結果だったと思います。
夏休みは現役生にとって学校がなく、1日中たっぷり勉強できる唯一の機会です。
夏休みを有効に利用できないと受験を乗り越えることは難しいと思います。
2学期編
2学期になって、国語をほとんど勉強していないことに気付き、少し焦りました。
9月10月はセンターまでの時期で2次対策ができる最後の機会なので、11月上旬の即応模試に向けて記述対策ばかりしました。
今回は、現代文にも力をいれて勉強しました。
この時期は最も忙しかったです。
学校が始まって勉強時間が減ったり、むやみに学校行事が多かったりして、他校の友人と話をする度に焦りが大きくなっていました。
その解消法は、同じ大学を志望する人と話をすることでした。
精神的に不安定な時期ではありましたが、なんとか乗り越えました。
即応模試の直前になって、最新の過去問を1年分だけ解きました。
この時期に解いて、問題の傾向と単純な時間配分を考えました。
即応模試が終わり、11月は記述とマーク両方対策をし、12月に入ってからセンターのみの対策をはじめました。
3学期編
12月に入ってからセンターのみの対策をはじめました。
私はマーク模試の結果が良い時が多く、ついセンターを甘く見ていて、12月から対策を始めたのですが、本番でまさかの失敗をしてしまったので、もっと早く対策を開始すべきだったと後悔しました。
センターの結果が悪いと自分が志望する大学を受けることすらできない、ということを失敗して初めて知ったのでした。
センター対策で私が使用した教材は、主に、緑本と1年間のマーク模試です。
結果が悪かったのでかなり落ち込みましたが、何とか気を取り直してセンター後はひたすら記述対策をしました。
私大対策は、前日に過去問を1年分解くくらいでした。
私は私大の選択科目を数学にしたので特別に私大対策をせずにすみ、無駄なく勉強できたので正解だったと思います。
この時期は、外出するとかぜの菌をもらってしまう危険性があったので、ほとんど自宅で勉強していました。
ひたすら1年間の復習をやりました。
この時期に新しい教材を用いるのは間違いだと思います。
又、この時期に、過去問を3~4年分解きました。
直前期なので直前プレのつもりで解くとよいと思います。
出来が良くても悪くても気にせず、復習だけはきちんとすべきです。
直前期は不安もあるけれど、常に明るい未来を想像するとよいと思います。
この時期にスランプに陥っても、もう受験生活の終わりに近づいているのだから悩むよりとにかく勉強すべきだと思います。
受験は、直前期だけ頑張ってもなかなか合格できないと思うので、1年間ベストを尽くして、受験前日にやるべきことは全てやった、と思えるように日々努力を重ねていってください。
自分が納得するまで努力すればどんな結果になっても受け入れられると思います。
菅原英明(神戸大学医学部現役合格)
1学期編
まだ部活を続けていて、最後の大会が近づいていたのでどちらかというと部活中心の生活ではあったが最低限の勉強は必ずしていました。
この時にもう少し勉強時間を増やしておけば良かったと今になって思います。
夏休み編
部活も終わり、本格的な受験勉強が始まりました。
この時期には基礎固めとして全教科とも基本的な部分の勉強に力を入れ穴を埋めていくと言う作業を行いました。
これは秋からの大学の赤本や青本へスムーズに移行するのに役立ったと思います。
夏休みはひたすら勉強しました。
2学期編
運動会などで最後の学校行事があり、練習で疲れて帰って、あまり勉強できない日が少しありました。
基礎固めが、すべての教科でほぼ終わったので、大学の青本や25ヶ年などの問題集に手を付け始め、それにひたすら取り組んでいました。
基礎固めをしっかりとしていたのでスムーズに移ることが出来ました。
また夏に受けた模試が返ってきたので、模試の復習はしっかりと行いました。
ただ、11月くらいからは2次の勉強を減らし始め、センターの勉強を増やし始めました。
社会や理科などの教科を早い段階からセンター対策を始めたのは正解だったと思います。
自分もそうでしたが、恐らく現役生はセンター試験を簡単だと軽く見てしまいがちなのではと思います。
しかし、じゅうぶんな対策を練らねば高得点を取るのは難しいということを覚えておいて欲しいと思います。
なお、3年の秋は模試の数が一番多い時期であり、自分の勉強時間を確保するのが大切だと思います。
3学期編
センター試験は目標にしていた9割以上の点を取ることが出来たので、センター前からの志望校を変えることなく2次試験の勉強に移りました。
ここでセンターの点が悪ければ志望校変更について考えなければならず2次に向けての勉強時間が減りモチベーションが下がってしまうことにもなりかねません。
そういった意味でも、センターは本当に重要です。
そしてあとはひたすら2次に向けて勉強するだけです。
村本克哉(姫路西高校合格)
1学期編
1学期は部活もやりながら、定期テストを落とさないように頑張っていました。
科目ごとに、やっていたことは次のとおりです。
はじめに、英語です。
僕は特にこれが苦手だったので、力を入れました。
まず、たくさんの長文問題がのっている問題集を、週に何ページやるかを決めて解いていきました。
するとだんだん長文の解き方が分かってきて、できるようになってきました。
自分流のやり方では、先に問いを読んでおきそれから本文を読み始め、これが答えかなと思ったところに線を引いておきました。
それからリスニングの練習本も買って一日一回聞くようにしていました。
次は数学です。
数学は問題集を買ってきて、その問題の間違ったところの範囲をやり直していました。
次は国語です。
これもやっぱり問題を解くことだと思います。
解くにつれてだんだんできてくるものと思います。
古文が苦手だという人もいると思います。
それは、まず、単語とか表現方法をいくらか覚えて問題を解くことです。
理科は、まず覚えることは覚えます。
問題集などを買って解いていくと自然に覚えていけるものと思います。
社会はやっぱり教科書だと思います。
何度も何度も読み直すことで、頭に入ってくると思います。
問題を家でやっていて、なぜこんな答えになるのだろう、どうやってやるのだろうという所を赤ペンとかで丸をつけてチェックしておき、育英セミナーに持っていき聞いていくといいと思います。
とりあえず、問題をどしどし解くことが大事だと思います。
夏休み編
夏休みは、勉強をやって部活に行くという生活を繰り返していました。
運動部に入っていたので体は疲れていましたが、そんななかでも精一杯勉強しよういつも思っていました。
やっぱり「夏にがんばった人が最後に笑う人」と言っていいほど大事な夏だと思います。
家にいては勉強ができないという人は、図書館とかを利用するのも一つの手立てだと思います。
勉強しようと来ている人がいっぱいいるのでやる気になれます。
家で勉強するときは、とりあえず、問題をどしどし真剣に解くことが大事だと思います。
また、問題を解いていて、なぜこんな答えになるのだろう、どうやってやるのだろうという所はそのままにせず、赤ペンとかで丸をつけてチェックしておきます。
そして育英セミナーに持っていくと、しっかり教えてもらえるのでとてもよかったと思います。
また、模試は本番に近い形式なので、自分のレベルを知るためにも本気で取り組みました。
2学期編
2学期に入るとしばらくして部活も終わり、2学期の成績は内申書につながるということで回りも本気で勉強し始めたので、自然とやる気が出てきました。
学校の実力テストや模試は本番に近い形式なので、自分のレベルを知るためにも本気で取り組みました。
それらの成績をみて自分の力がどれぐらいか判断し、偏差値を落とさないようにがんばりました。
勉強は、各教科とも1学期に決めたやり方を続けました。
問題をどしどし解き、また解き方や考え方がわからない問題は、育英セミナーでわかるまで教えてもらい、少し自信がついてきました。
3学期編
これから受験を向かえるまでに、何回か実力テストがあると思います。
その1回1回を本番だと思って本気でやってみると自分の実力が分かると思います。
あのテストもよく考えられて作られているので、本当の本番でも出るかなと思う問題もあったと思います。
それに大切なことは、授業をしっかり受けることだと思います。
今からやることは授業でしっかり頭にたたきこみ、家では、前のことをやるのです。
また、育英セミナーで分からないところを聞くだけではやっぱり間に合わないと思います
そこで学校の先生が出てくるのです。
部活とかがある先生もいますが、職員室に行ったらけっこう暇っぽいなと思う先生がいるので、それを利用すべきだと思います。
入試の3週間前くらいからの過ごし方は、朝早く起きて勉強をやってみることです。
受験当日は朝なので、それに慣れるためです。
脳は3時間ぐらいたたないと働き出さないのです。
冬休み以降はやる気がなくなってくる人も多いと思いますが、みんなそんな感じだと思います。
僕はもう無理かなと思って前日は遊んでいました。
それから最後にテスト当日のことを言っておきます。
まず高校に集まります。
そのときに先生とか友達とかと話しているととても気持ちが安らぎます。
教室に行くともう筆箱しか中にもって入れません。
持っていくのには簡単にまとめた紙を持っていったりしたらいいと思います。
テストが始まると一呼吸して気持ちを落ち着けてやるとできます。
時計もちゃんと持っていったほうがいいです。
これぐらいだと思います。
平田真由美(市立姫路高校合格)
1学期編
私は中3の最初のテストでは偏差値が58しかなくて、志望校合格の基準には遠く、かなりあせりました。
だから次のテストでは60以上にはしないといけないと思って結構勉強しました。
その結果、1学期にはなんとか62くらいまで上げることができましたが、成績に波があったのです。
夏休み編
私は暗記科目が苦手で、特に社会が嫌いでした。
夏休みこそ受験勉強のできる時だと思い、社会を重点的に勉強しました。
すると内申で重視される2学期に入って、安定して偏差値62をキープできるようになりました。
中3の時期に苦手な科目を残しておくのはよくありません。
これだけは何が何でも克服しなければいけないのです。
入試2ヶ月前に比べると勉強の集中力は及びませんでしたが、結局これが合格につながったように思います。
2学期編
私は情報で、中3の2学期こそ勝負が決まる時期だと聞いていたので、2学期はがんばっていました。
副教科のほうも点はかなり高かったのですが、私は体育と技術家庭科が不得意でしたので苦労しました。
だけど音楽はピアノを習っていたので成績はまだいい方でした。
12月には、志望校に入るにはどれだけの点数が必要かということを聞かされました。
内申書は偏差値で66ほど要ると聞き、また当日点で400点ぐらい必要だと言われましたが、そのときの私の実力はギリギリでした。
それから私は学校の成績の伸びに悩むようになりました。
3学期編
私は、2学期のがんばりの疲れからか、3学期には気がぬけて、学校生活がだらけていました。
提出物などほとんど出さなかったのです。
振り返ってみて、もう少しきっちりやっていれば、内申書の点をもっと上げることができたのになあと思っています。
反省点のひとつです。…でも成績は1月の実力テストで偏差値64をとれました。
そして点数も400点以上とれました。
冬休みにはもちろん勉強しましたが、私が一番勉強したのは直前の2月中旬でした。
過去問を解きまくることに集中していたのですが、あれは良いです。
当日のテストも全く同じような形式で、やりやすかったです。
当日のテストは周りがみんな賢こそうな人ばかりで緊張しました。
私の学校からは、西や東レベルの子がいて焦りました。
しかも今年は上から定員が40人ずつ減っていたのです。
だけど最後まであきらめてはいけないのです。
結果、私は念願の高校に入ることができました。
相田一仁(灘中学合格)
1学期編
小学6年生にあがったとき、僕は何回かのテストの偏差値からするとこのままいけば灘中に合格するかもしれへんっていう程度でした。
でも僕はどっちかっていうと、いかに多く遊んでいい成績をとるかをいっしょうけんめい考えるタイプで、学校帰りに塾に行く時間まで友達の家に寄ってゲームをしていました。
でも、合格最低レベルはキープしていたし、時々よい成績もとっていたのでこれでいいんちゃう?って感じでそのまま遊んでいました。
1学期はこんな小手先の勉強でなんとか通用していました。
夏休み編
夏休みに入ると周りもがんばりだしてきたので、自分でも「下がっているな…」と思い始め、マジメに勉強しました。
すると、最後の方で上がったので安心してしまいました。
ところがこのころはまだ受験を意識していなかったので、まただらけてしまいました。
2学期編
2学期に入ると、そろそろ受験を意識しはじめましたが、夏期講習でもいい成績をとってたし、まだ大丈夫やろ…」とか思ってまたなまけ始めました。
そんな感じで9月、10月と過ごしていましたが、成績はやっぱり正直で、さっぱりでした。
でも、夏休みの成功がまだ頭の中にチラついていたので、マジメに勉強に取り組もうとは思いませんでした。
11月のある日、実力テストの成績表を見るとボクの名前が…無い!自分の名前がないことは今までほとんどとったことが無くて、そのとき僕は始めて受験まで3ヶ月を切ったという現実に気付きました。
「このままではヤバイ…!」このままでは灘に100%落ちる。
ボクは自分が落ちる光景が脳裏に浮かびました。
ボクは落ちるので一番怖かったのは、自分で灘を受けると言っておいて落ちるなんてカッコわるい、ということで、二番目は恥ずかしいけれど、親が今まで払ってくれた塾の授業料でした。
それが自分が落ちたことで無駄になるのは申し訳ないという気持ちでいっぱいで、なんとしてでも挽回しなければ、とそのとき思いました。
それに、成績が悪いと親に説教されたり、塾でもバカにされたり、いろいろ肩身の狭い思いをするので、「見返してやる!!」と、本気でまじめに勉強しようと思いました。
まず、やろうと思ったのはそれまでの勉強の復習でした。
自分では基礎が出来ていないと、思っていたので、時間はかかるとわかっていましたが、みんなを見返すため、と睡眠時間を削って勉強しました。
あと算数が、灘の過去問のテストで16点とか悲惨な点数ばかり取っていたので、かなり算数を重点的に勉強してテストに臨みました。
テストはいい感じに出来て、自己採点でもかなりよかったので「結構いいかもしれない…。」と期待していましたが、前回が前回だったので、不安もありました。
―――さて結果はと成績表を下から見ていくと、名前がなかなか出てきません。
なっ、なんと僕の名前が一番上、つまり1位の所にあった!(ちなみに1位は、それが最初で最後です。)
その日はずっと顔がニヤけたままで親もビックリしていました。
いつもならここでまたなまけて、また落ちてゆくパターンですが、もう11月なので「このままの勢いで受験まで行こう!」と思って、それからもバリバリ勉強しました。
3学期編
算数は冬期講習も別に問題なく上位のまま消化しました。
でも強いて不安を言えば、算数がときどきポカがあるということでした。
もし、算数がわからなくて両方とも20点ずつだと、国語90点、90点、理科80点でも落ちるな…。
そういう不安がいつもつきまとっていました。
だから本番1週間前は算数の過去問をとりあえず、全部解いてそういう不安を取り除こうとしました。
そして灘中学校入試1日目… 国語と理科はスムーズにいったけど、算数は途中まで2問しかできないという状態で頭がオーバーヒートしたので、とりあえず、目をつむって深呼吸を10回ぐらいして落ち着きました。
すると、最終的にほとんど空欄をうめた状態で終わることができました。
結果は合格でしたがたぶんあの深呼吸がなかったら変わっていたと思います。
みなさんも困ったときは深呼吸ですよ!
浅井裕幸(淳心学院合格)
1学期編
まず1学期は、最高学年になったということで、受験生だという漠然とした意識はありました。
しかし、受験はまだ先のことだという気分でした。
だから、この学校に合格しようとか思ってなかったし、受験までの計画もありませんでした。
ただ、長時間やっていたわけではないですが、この1学期の間に勉強の習慣がついたと思います。
この時期に勉強に慣れていたことが、1年間勉強していく上ではよかったと思います。
次に、一年を通して各科目について次のように勉強してきました。
まず、国語です。
漢字や言葉の問題は、毎日の努力次第です。
何度も繰り返して書いて覚えました。
文章題は問題の解き方,読み方を練習していきました。
たとえば、指示語を説明する問題、理由を説明する問題などは傍線部分のすぐ前から後ろを探す,登場人物の気持ちを説明する問題は気持ちだけじゃなく理由もつけて答えるなど。
また、文章をまとめる問題もあるので筆者の意見が書いてあたり何度も同じ言葉が出てきたりしていたり、とにかく自分でここが大事だと思ったら線を引きながら読んでいました。
国語は文章中に答えが書いてあるので,一度読んで分からなくても二度三度と読めば必ず答えは見つかります。
算数はとにかく問題を解きます。
いろんな問題があるのでまずは単元ごとに基本の解き方を間違えなくなるまで練習して覚えます。
そのあと応用問題やいろんな問題が混ざったものをやっていって,間違えたらまたその単元に戻って練習する、というのを繰り返します
問題を見て解き方を思いつくかどうかは,どれだけたくさんの問題を解いたかによります。
理科は暗記と計算が両方あります。
暗記物はやはり繰り返して覚えるしかありません。
忘れやすいところを意識して,覚えたら問題を解いて間違えたらまた覚えなおします。
時間さえかけてやれば必ずいい点は取れます。
理由を説明する問題もあるので自分の言葉で書く練習をすることも大切です。
暗記以外の問題はまず基本事項と基本問題の解き方を練習して覚えてしまいます。
基本ができていないと何もできませんが,基本さえきちんとやっておけば,難しい問題でも必ず解けます。
算数と同じでどれだけたくさんの問題を解くかが大切だと思います。
今振り返ってみると6年生になってからの1年間はとにかく少しずつですが継続していました。
それが良かったのだと思います。
夏休み編
夏休みにはとにかくどの教科もたくさんの問題を解きました。
時間がいくらでもあるので、それまで続けていた日頃の勉強に加えて、苦手な科目あるいは苦手な単元の勉強にもたくさんの時間を費やせます。
しかし、もちろん朝から晩まで勉強していたわけではなく、1時間か2時間に1回は休憩していました。
又、ごろごろ寝ていたこともよくあります。
集中していないとぜんぜんはかどらないので、そういうことも大切だと思います。
2学期編
2学期は、受験生としての自覚も少しは出てきて、夏休みの終わり頃からそろそろ難しい問題にもチャレンジし始めました。
特に算数と理科は応用問題がいくらでもあるので,いろいろな問題を解きました。
それまでの1学期や夏休みにも易しめの応用問題は解きましたが、どちらかというと基本の方が中心でした。
国語や社会はあまり応用的なものがないので,これまでと変わらず勉強していました。
この時期は実力をつける、あるいは伸ばす時期だと思います。
3学期編
冬休みから受験の当日まで、受験の日が近いということをようやく意識しました。
自分の受ける学校の過去問を解いて、実際にどんな問題が出題されたのか、またどんな傾向があるのかを確かめました。
さらに苦手なところを基本から見直して不安を少しでも取り除きました。
得意なものは難しい問題を解いて自信をつけました。
市原利彦(東京大学理Ⅲ現役合格)
僕の悩みは化学が得意ではなかったことでした。
問題集を解いていてもなかなかはかどらなかったので、育英セミナーの個人指導でわからない所を質問するようにしたのです。
そして大抵の化学の問題は解けるようになり、見事東大医学部現役合格をつかみ取ることが出来ました。
本当に良かったです。
南條貴幸(京都大学理学部現役合格)
高校時代は英語が苦手で、授業のスピードについていくのが大変でした。
そんな時に出会ったのが育英セミナーの個人指導だったのです。
先生の適切な指導に従い、自分のペースで勉強を続けるうちに、京大英語にさえ立ち向かえるようになり、この春めでたく京大現役合格という栄冠を勝ち取ることができたのです。
育英セミナーで頑張って本当に良かったと思います。
鈴村美佑(京都大学薬学部現役合格)
私は理系のくせに数学が苦手で、学校の授業についていくことが難しく、わからないことも放っておいたままでした。
しかし、育英セミナーで1対1で自分に合ったテンポで教えてもらい、京大数学にも立ち向かえるようになりました。
育英セミナーでの勉強が、現役合格のための大きな原動力になり、とても感謝しています。
阪井由佳里(京都大学文学部現役合格)
わたしは、高校3年の4月から育英セミナーに通い始めました。
週1回、1時間数学を教えていただきました。
主に分からない問題を質問しました。
夏休みは、勉強時間が増えたので週2時間に増やしました。
先生には様々なアドバイスをいただき、とても助かりました。
ありがとうございました。
大倉 智志(大阪大学経済学部現役合格)
マンツーマンの利点は、担当の先生方と相談しつつ自分のペースで学習が進められることだと思います。
また、勉強以外の面でも、体調管理などの点で様々な助言をいただけたことも大きな励みになりました。
おかげで大阪大学経済学部に現役で入学することができ、育英セミナーには大変感謝しています。
菅原俊明(大阪大学法学部現役合格)
自分が合格できたのは、基礎からセンター、2次試験まで、きめ細かな対策をしていただいたおかげです。
センター試験でも自己ベストを出せました。ありがとうございました。
大西隆浩(神戸大学医学部現役合格)
私は中学一年生の頃に育英セミナーに入塾しました。
そのおかげで、中学・高校ではトップクラスの成績をキープすることができました。
そしていよいよ大学受験勉強を始めるという時には、オススメの参考書を教えていただいたり、志望校の過去問を用意して下さったり、とてもお世話になりました。
また育英セミナーの先生方はとても親しみやすく、親身になって相談にのってくれるので、私も進路のことや将来のことについて、よく相談しました。
私は育英セミナーに通っていなければ、第一志望合格という最高の結果を得ることはできなかったと思います。
最後になりますが、育英セミナーの先生方、本当にありがとうございました。
菅原英明(神戸大医学部現役現役合格)
大学受験において最も大切だと思われることはどの科目においても苦手な分野を作らないということである。
この点において育英セミナーでは個別授業なので自分のリクエストで授業の内容を決めることが出来るので苦手な部分が出来てもすぐにつぶせることが出来たというのが大きいと思う。
三田宏樹(岡山白陵中学合格)
先生方への感謝の言葉として、1年間算数理科をきっちりかっちりと見ていただいたM先生どうもありがとうございました。
おかげで小学校でも算数がいつも高得点で、理科も得意です。
そして苦手だった国語!1年間予習をして下さったK先生のおかげで、備差値が5上がり、入試でも国語は高得点が取れました。
小学校では高得点続きです。本当にありがとうございました。
小島 聖(淳心学院合格)
僕は人からすすめられて育英セミナーにやってきたのですが、育英セミナーでは苦手なところもていねいに分かるまで教えて頂き大きな自信がつきました。
また授業はとても楽しくスムーズに勉強することができました。
その結果、淳心学院中に合格でき、とても感謝しています。